2015年08月17日

教会詐欺事件記事 4

教会詐欺事件記事  4



この記事は2004年10月29日付け沖縄タイムスに掲載された記事です。
琉球新報にも同時期大きく取り上げられました。



--------------

2004年10月29日金曜日(夕刊)


教会土地詐欺 懲役4年6月 那覇地裁


1997年から98年にかけて、

教会建設用地の購入資金として那覇市内

牧師男性(沖縄リバイバルチャーチ 主任牧師

儀間盛夫) から1億2百万円をだまし取ったとして、

詐欺罪に問われた無職の長一夫(ちょうかずお)

被告57歳ー浦添市ーの判決が27日午前、

那覇地裁であり、横田信之裁判長は

懲役4年6月(求刑7年)を言い渡した。





--------------ー

以上が新聞記事の本文です。


前回の記事について

詐欺師長一夫の妻である長勝子は処分保留

とありましたが、どうしてなのか理解できません。

あの頃教会内部では新聞記事について話す信徒は

いませんでした。教会も新聞報道には一切触れる

ことはありませんでした。

私自身もその記事を目にしました。

しかし、詐欺事件について口にはしませんでした。



2004年当初からカルト儀間教会(沖縄リバイバルチャーチ)

から私たちを救い出すために盛山師は沖縄リバイバルチャーチ

敷地内にある私の店(カフェ)に来てくださっていました。


盛山師はその新聞記事を指して、この教会のことではないかと

私は聞かれたことを覚えています。


私は非常に軽く「そうですよ」と答えたと記憶しています。

無知な私は問題意識を持っていなかったのでした。

詐欺事件について、裁判について、犯人について、

新聞にこれだけ大々的に取り上げられていながら

教会がそれに対して、何も触れないことについて、

変だな…という思いはわずかに持ったことはありますが、

自分の中で即座に打ち消すのでした。

永年のマインドコントロールで脳・前頭葉が壊される。

自分自身で考えることのできないカルト脳になっていたのです。

答えはすべて牧師の言葉で結論づける。

生きる上での決定事項はすべて教会内で語られる牧師の言葉に

よるにでした。だから自分の頭を使う必要が無かったのです。

これこそマインドコントロールの恐ろしさです。


この詐欺事件裁判について調べたところによると、

裁判日時も含め全てが信徒に漏れないように隠されていた

のです。

裁判には儀間盛夫主任牧師は一度も出席せず、毎回教会の

事務長(たった一人しかいない)の屋比久宏(ヤビクヒロシ)が

傍聴に行き信徒や関係者が来ていないか、裁判所で見張り役を

していたのだそうです。






つづく
















Posted by 上江洌 at 14:30