2018年08月11日

カルト教会のアイヒマン

カルト教会のアイヒマン

アドルフ・アイヒマン



アーレントが訴えた「アイヒマンにならないための方法」
上からの命令に忠実に従うアイヒマンのような小役人が、思考を放棄し官僚組織の歯車になってしまうことで、ホロコーストのような巨悪に加担してしまう。

人間は誰でも思考を放棄すればアイヒマンのようなことをしでかすかもしれない。
映画「ハンナ・アーレント」レビュー、思考し続ける大切さと意志の強さ、それを失うことの怖さ

アイヒマンは、人間の大切な質を放棄しました。思考する能力です。その結果、モラルまで判断不能となった。
思考ができなくなると、平凡な人間が残虐行為に走るのです。

〝思考の嵐〟がもたらすのは、善悪を区別する能力であり、美醜を見分ける力です。私が望むのは、考えることで人間が強くなることです。」

アイヒマンはユダヤ人に対し悪意を持つどころか、そもそも自分の考えなど持っていなかったから、それが出来たのだということですね。

ゆえに"第二のアイヒマン"にならないためには、「自分の頭で考えることを止めないことだ」とアーレントは訴えたのです。



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上の文は、映画「アンナ・アーレント」告知文からの抜粋です。

人間はいくらでも残酷になれる「アイヒマン実験」が示した恐るべき人間の性格

カルト沖縄リバイバルチャーチから盛山和子師によって私は救い出されました。

あのままあの教会に残っていたら、私は完全にカルト儀間のアイヒマンとして生きていただろう。

実に恐ろしい。あの時の私は完全に思考崩壊していた。

「自分の考えは捨てろ」「自我を捨てろ」「心の声は悪魔サタンの声」と
沖縄リバイバルチャーチ主任牧師儀間盛夫に散々叩き込まれていた私。

「湧き出てくる教会に対する疑問」 「牧師に対する疑問」は全て悪魔サタンの
罠だと刷り込まれ、それを鵜呑みにし信じていた私。

「アイヒマンの実験」の恐ろしいこと恐ろしいこと。

カルト沖縄リバイバルチャーチから救い出されたことは、表現できないほどの感謝しかない。

思考は奪い取られ、盲目盲信盲従の真っ只中にいた私たちを盛山師は、
嵐の真っ只中にたった一人で飛び込んできてくださいました。

命がけで私たちを引きずり出してくださいました。

想像をはるかに超える勇気と行動力愛の力に、只々驚くばかりです。

私は、今とてもとても幸せです。毎日、幸せを噛み締めながら生きています。

あの苦しみから一人でも多くの方が救い出されてほしい。










Posted by 上江洌 at 07:17